どうしましょう。 1話

今日は雨が降っている。

私はベッドの上で窓からの

景色を眺めながらボーっとしていた。

私はパジャマから着替えることにした


いつものお気に入りのパーカーに。

着替え終わったら、顔を洗いに一階の洗面所へ。歯磨きもした。

タオルで顔を拭き、

リンビングへ行った。


「おはよう」


いつも、家族が座っていた椅子に

挨拶をした。

私は朝ごはんを作り、

食べながらテレビを見た。

今日もつまらない。

チャンネルを変えてもどれも同じ。

テレビがつまらないから、

ラジオを聴くことにした。

ラジオもつまらなかった。

最近毎日つまらない。


今私がいる地球には人がいないらしい


みんな寄生虫に乗っ取られてしまった


お母さん、お父さん、お兄ちゃん、

おばあちゃん、おじいちゃん、

おばさん、おじさん、友達、

先生、近所のおばさん、


それから、それから、


何万人もの人が、

寄生虫に乗っ取られてしまった


第1話「誰か」


私は毎日寂しい。

そして、毎日乗っ取られていない誰かを探しに外に行く。

もちろん外は危険だ。

私は宇宙飛行士みたいな格好をして外に出る。

あいつらに乗っ取られてしまった元人間は外にはあまりいないが、寄生虫の子供がいっぱいいるから、気をつけなくてはいけない。

そしてあいつらは人の声に反応する。

だから声を出さないようにしなくてはならない。

何匹かは殺せたが多すぎて

なかなか全部は殺せない。

私が住んでいる街にはバリケードがある。

みんなバリケードの外に行ってしまった。


私を残して、みんな、みんな、

外に行ってしまった。


だから、バリケードの外にはたくさん

元人間がいる。みんないる。

バリケードの補強は私がしている。

それこそ、危険だが、

私は乗っ取られたくない。

そして私みたいに、

誰かを探している誰かがいることを

信じながら私は補強する。


補強作業中に誰かの泣き声が聞こえた


私は中途半端に終わらせ、

泣き声がした方へ全力疾走した。



絶対見つけてやる。



続く(?)



あとがき

お久しぶりです!三角水です!

地下の住人スイに続き

書いてみたかったものを書いてみました

人がいなくなった世界に取り残されたオンナってテーマでずっと書いてみたかったんですよー(地下の住人スイ進めろよ)



あ、気づいた人いたら

嬉しいんですけど、

女の子は途中から寄生虫のことを

あいつらって呼んでるんですよー

(どうでもいいポイント)


ちなみに続きは書くか悩んでます

ってことでtwitterのアンケートに

頼ろう!うんそうしよう!


ってことで皆様投票お願いします


以上、三角水でした!


最後まで読んでくださり

ありがとうございました!

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