今日も朝が来た。

私は今日から中学生。

つい最近まで小学生だった。

制服はずっと着たかったやつ。

サイズが大きくてぶかぶか。

四葉「中学校…か…。」

？「四葉ー！」

四葉「どうしたの？凉樹」

凉樹「僕らクラス一緒だよ！」

四葉「そっか。よかった。」

凉樹「なんだよーもっと喜んでよー！」

四葉「うーん。でもクラス同じでも

小学校の時みたいに喋れなくなるでしょ？」

凉樹「僕ら付き合ってるんだからいいでしょ喋るくらい」

四葉「まぁ、凉樹が嫌じゃないならいいわ。」

凉樹「よしっ！教室行こー！」

四葉「うん」

凉樹は私の彼氏。なんかチビで女子っぽい小学生の頃よく女子に可愛いって

言われからかわれてた。

小五の時凉樹に告られて付き合うことにした。

別に私は本気で好きではないけど。

私たちは教室へ行った。

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先生の話が終わり入学式が始まるから

みんな廊下へ並んだ。

？「山口四葉ちゃんだよね？よろしくね！」

誰かに声をかけられた。

四葉「あ、よろしくね。」

雛「私、雛！和田雛！仲良くしてね！」

四葉「雛ちゃんか…可愛い名前だね」

雛「ありがとー四葉ちゃんも可愛いよー！」

四葉「あ、ありがと」

そして雛ちゃんと私は仲良くなった。

入学式終わって家に帰ろうとしたら

凉樹が一緒に帰ろうって行ったから

親には車で帰ってもらって

二人で帰ることにした。

凉樹「入学式眠かったなぁ〜」

四葉「そうだね」

凉樹「そういえば今日友達できた？」

四葉「友達というかなんというか…」

凉樹「なんかツインテールの

女の子と話してたでしょ？」

四葉「あー雛ちゃんね。小さくて可愛い女の子だよ。」

凉樹「よかったねー！俺も嬉しいよー」

四葉「なんであんたが喜ぶのよ」

凉樹「四葉の幸せは俺の幸せだからねっ！」

四葉「気持ち悪っ」

凉樹「なんだとぉ⁉︎」

四葉「で、あんたは友達できたの？」

凉樹「あぁ、できたよ！村上俊介！」

四葉「知らないわ〜明日見てみるわ」

凉樹「うん！いいやつだよ！」

---------------次の日------------------

四葉「やば！遅刻だ！！！！！」

私は朝が弱くてつい遅刻して

しまうことが多い

四葉・？「セーフッ」

四葉「ん？」

？「え？」

四葉「1時間目多目的室じゃん⁉︎」

？「マジかよー」

四葉「ってあんた誰よ」

？「おまえこそ誰だよ」

四葉「1年3組山口四葉よ」

？「おまえが四葉か！

凉樹がニヤニヤして

おまえのこと話してたぞー」

四葉「ふーん。で、あんた名前は？」

俊介「あ？俺は村上俊介だ。」

四葉「あんたが俊介⁉︎

予想してたのと違うー」

俊介「それはこっちのセリフだ。」

四葉「てか、私たちヤバいんじゃない？」

俊介「だよなー…」

四葉「早く用意しなきゃ」

俊介「サボらねーか？」

四葉「え？」

俊介「1時間くらいサボっても大丈夫だって」

四葉「いやいや駄目でしょ！」

俊介「っなんだよ四葉は真面目かよ

つまんねーの。スカート短いくせに」

四葉「はぁ⁉︎スカートの短さは関係ないでしょ！」

凉樹「なにしてるの？」

四葉・俊介「りょ、凉樹！」

凉樹「もしかして…2人も遅刻…？」

四葉・俊介「え？ってことは…」

凉樹「遅刻だよ…」

四葉「凉樹が遅刻なんて珍しいね」

凉樹「自分でもびっくりしてるよ…」

俊介「じゃあ3人でサボるかー！」

凉樹「いぇーい！」

四葉「まったく…」

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凉樹「先輩たちに見つからないといいけど…」

俊介「大丈夫だろ！いざとなれば車の下に入ればいい！」

私たちはどこにいるかというと学校の駐車場だ

四葉「なんかこーゆーのドキドキして楽しいかも…」

俊介「だろ！俺よく小学校の頃こうやってよくサボってたんだよなー」

四葉「悪子だね」

凉樹「悪子悪子ー！」

俊介「悪子ってなんだよ！」

凉樹「悪子とは悪い子を略して悪子だよ知らないの！？」

俊介「んなの聞いたことねぇよ！」

四葉「うちの小学校だと通用してたのになぁー」

その時誰かの人影が見えた。

俊介「やばっ隠れるぞ！」

四葉・凉樹「うん！」

私と俊介が同じ車に隠れて

凉樹が違う車に隠れた。

その時私は俊介との距離が近くて

少しだけドキドキしていた。

俊介「大丈夫か？」

四葉「えっ」

俊介「いや〜狭いから嫌だったからって」

四葉「だ、大丈夫だよ！」

俊介「そっか。良かった！」

俊介とずっと目が合ってる状況は嫌で

寝返りをうつように反対をむいた

凉樹と目が合った。

凉樹はヤキモチをやいているようだった。

人影は遠ざかっていた

俊介「よしっ出るぞー」

チャイムが鳴った。

凉樹「1時間目終わったみたいだね。」

四葉「戻ろっか。」

私たちは教室へ戻り先生にバレ

こっぴどく叱られた。

---------------10分休み----------------

雛「ちょっと！俊介またあんた

サボったの⁉︎」

俊介「別にいいだろ」

雛「あ！こら！ちょっと！にげるな！」

雛「まったく…俊介のバカ…」

四葉「あれ？雛ちゃんって俊介と知り合いだったの？」

雛「小学校が一緒だったのー！」

四葉「そうなんだ…いいな」

雛「え？」

四葉「あ、いや私も俊介と同じ小学校だったらもっと楽しかったのかなーって！」

雛「俊介はちょーガキって感じだよ！

恋愛対象外だわ〜」

四葉「そ、そうなんだ」

雛「あ、四葉ちゃん入学式の時一緒にきた男の子って彼氏とかなのー？」

四葉「まぁ…一応ね」

雛「いいなぁー雛も彼氏ほしいなぁー」

四葉「雛ちゃん可愛いからすぐできるよ！」

雛「そうかなぁ…」

----------------放課後-----------------

凉樹「四葉ー！一緒に帰ろっ！」

四葉「うん」

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四葉「俊介いいやつだった。」

凉樹「でしょ！これからもっと仲良くなれたらいいなぁー」

四葉「そう…だね。私ももっと俊介のこと知りたくなったよ」

凉樹「…うん！」

四葉「たまにはサボるのもいいかもっね！」

凉樹「うん！」

そしてあっというまに5月になり

席替えがあった。席替えはくじで決まった。

四葉 つづく

四葉2へつづく。