ろぼっとう



第1話「出会い」


目が覚めたら横に紙が置いてあった。

紙には”功佑”と書いてあった。

きっとこれは俺の名前だ。

そう自然に感じた。

下を見ると村があり、

俺はそこで人間というものを初めてみた。いつしか俺は人間に憧れていた。

俺は人間がいるところへ行った。

でも人間は俺を嫌った。

二足歩行で歩く猫は気持ち悪いらしい。

人間は俺に石を投げつけたりした。

俺は人間に何かしてしまったのか?

ただ歩いていただけ。

何が?何が悪かった?

俺は人間を信じないようにした。

人間はみんな敵だ、そう思うようにした。

いつしか俺はだれもいないようなところでひっそりと暮らすようになった。

俺は青いスカーフを拾った。

いつしか人間には文字が書いてあり

気持ち悪いと言われたことがあった。

そんなことを気にして

俺は拾ったスカーフを巻いた。

なかなか似合ってると思い気に入って

ずっとつけるようにした。

急に頭痛がした、

何かを思い出せそうな気がした。

頭痛はしばらく続きやっと治った。

俺は思い出した。

俺が生まれた理由は殺人するためだった。

どこかで01という殺人ロボットを

聞いたことがあった。

俺は博士に02といわれていた。

そこまでは思い出せた。

でも他のことは何も思い出せなかった。

季節は冬になり寒くなってきた。

雪が降る中俺は目的もなく

人間に見つからないように歩き続けていた…が、俺は人間と目が合ってしまった

目が合った瞬間に俺は今まで人間に

いわれた言葉がよぎっていった。

「君は野宿かな?私は野宿」

人間が俺に話しかけてきた。

俺は驚いた。



「その顔はかなり驚いてるね」

「人間に嫌なことばかりされたのかな?」

「もしかしてその傷も人間にされたんじゃない?」


こいつ…


「わっ!目の色が変わった!

きみ面白いねー!」

危険だ…!!!!!

俺は人間に飛びつこうとしたが避けられた

でも切れた感触はあった

「やっぱり何か恨みがあるのかな?」

なんなんだ…襲ってくる気配もしない…

「でも残念だったね」

「私ね」

「ロボットなの。」

そいつの首には文字が

俺と同じように書いてあった。

こいつは俺と同じ…⁉︎

俺はスカーフをとり目の前の

ロボットに文字を見せた。

「君もロボット…!?」

「あ、自己紹介が遅れてごめんね

私の名前は林杏(リンシン)!君の名前は?」

俺は地面に落ちていた木の棒で地面に

名前を書いた。

林杏「功…佑…か。功佑よろしくね!」

どうやら林杏は人間になる方法を

探すため1人で旅をしていたらしい。

俺は林杏についていくことにした。

こうして俺と林杏は旅することになった。

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