地下の住人スイ 4話
地下の住人スイ
第4話「死体処理係のルオ」
?「あれ?驚かせちゃったのかー?」
ラプマ「あなたは?」
ルオ「死体処理係のルオなのだー
お前ら何してるのかー?」
スイ「地下の病気のことをラプマさんが調べてくれてるんだよ」
ルオ「ついに治せるようになるのかー?」
ラプマ「治してみせるよ」
ルオ「スイちゃんすごいの連れて来たなーねぇねぇこいつ死んだのかー?」
スイ「まだ生きてるよ、死にたがりだけど」
ルオ「殺すかー」イセマ「やめとけ」
トキ「2人はルオさんの知り合いなの?」
スイ「トキ姉がいない間にできた友達だよ」
イセマ「こいつ可愛いけどちょっと変わってるんですよ」
ルオ「イセマくんのほうが変わってるからイセマくんには言われたくないのだー」
ルオは感染者の腕に目を向けた。
ルオ「こいつも相当死にたいんだな」
ラプマ「と、いいますと…?」
ルオ「腕がナイフの傷だらけなのだー」
スイ「早く治ればみんなこんな傷つけなくて済むのに…」
そしてラプマさんは感染者たちを調べあげ
また今度来ると言ってトキ姉と一緒に地上へ帰って行った。私たちは2人に手を振った。そしてイセマとルオとも別れた。
イセマは地下2にある家に帰り
ルオは別の場所を掃除しに行った。
私は1人でここに残った
リイ「ちょっとスイ!帰ってるなら言ってよー!」
スイ「ごめん、ごめん」
リイ「晩御飯できてるから早く帰ろっ」
スイ「あ、うん…」
リイ「どうしたの?」
私は気になり感染者の息を確認した
スイ「…死んでる」
リイ「帰ろう…スイ…」
スイ「うん…」
私とリイは拝んでからその場を離れ
ルオにさっきの人が亡くなったことを伝え
私たちは家へ帰り
リイが作ったポトフを
お腹いっぱい食べた。
続く
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